PowerPointで配信用テロップを作る方法|透過PNGを簡単に作る自作ツール
PowerPointを使ってライブ配信用テロップ素材を作る考え方と、透過PNG出力を簡単にするために開発したPowerPointアドインを紹介します。
ライブ配信では、登壇者名、肩書き、案内文などのテロップを表示したい場面が多くあります。
専用ソフトや画像編集ソフトを使用すれば作成できますが、小規模な配信では、もっと簡単な方法が欲しいこともあります。
そこで考えたのが、
「PowerPointで作ったデザインを、そのまま透過PNGにできれば簡単なのではないか」
という方法です。
PowerPointと配信用テロップ
PowerPointなら、
- 文字入力
- 図形
- 色変更
- 写真配置
- 位置合わせ
といった作業に慣れている方も多いと思います。
配信用テロップも、本質的には文字と図形のレイアウトです。
そのためPowerPointは、意外と相性のよいツールです。
透過PNGとして書き出す課題
課題になるのが、背景を透明にしたPNG画像として書き出す部分です。
PowerPointでデザインして、毎回画像編集ソフトへ移動して透過処理をするのであれば、作業が増えてしまいます。
PowerPointアドインの開発
そこで、PowerPointのリボンへ必要な機能を追加するアドインを開発しました。
実装した主な機能は、
- 16:9フルHD設定
- 透過背景の設定・解除
- 透過プレビュー
- 現在のスライドをPNG出力
- 全スライド一括PNG出力
です。
複数のOffice環境で実機確認
開発PCでは正常でも、別のPCでは透過プレビューやPNG出力が失敗する問題もありました。
調査した結果、PowerPointが出力するPNGのPixelFormatが環境によって異なるケースがありました。
最終的にはIndexed形式にも対応し、複数のOffice環境で実機確認しました。
安価で、軽くて、迷わず使えること
このツールで目指したのは、機能を増やし続けることではありません。
配信や動画制作を始めたばかりの方でも、
PowerPointだけで簡単にテロップ素材を作れること
を重視しています。
安価で、軽くて、迷わず使えることを目指し、日本語版ver.1.0を一旦完成形としました。
今後は、自作ツールの開発過程や実際に発生したトラブル、AIを利用した修正方法なども紹介していく予定です。
